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The High Llamas - 2011-09-27 Billboard Live 1st Stage [Live]

実に不思議な感覚を味わったライブだった。

ぼくにとって、もうずいぶん長いこと、Live musicの醍醐味はgrooveを感じ、浸り、楽しむ事にあった。その次はプレゼンスに圧倒される経験だ。The High Llamasのライブは、そのどちらにも当てはまらないながらもグッと引き込まれる演奏と存在感。短い曲を立て続けに演奏して、さまざまなvariationを披露するかのようだが、どの曲にも共通するベースがある。

まるで万華鏡のようだった。

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Little Tempo - 2011/09/16 Liquidroom [Live]

ワイワイ祭りスペシャル『太陽の花嫁』 披露宴と銘打ったライブ。今までのワイワイ祭りは複数の出演者が演奏するイベント形式だったが、今回は基本的にリトテンオンリーでゲストが3人。大野由美子は出ずっぱり。icchie(Trombone)と西内徹(Flute, Sax)が1/3くらいの曲に参加。

リトテンは、やっぱりライブがいいんだよなー。フジロックも雨でも楽しかったし。あっという間に時間が過ぎる。新しいアルバムを出すたびに持ち曲が増えるわけで、そうなると2時間では足りないな。聴きたい曲が、もっと沢山ある。3時間はやって欲しい。

アンコールでは田村玄がおちゃらけて、ネクタイを頭に巻いて演奏。ブラジリアンサマーのスティールペダルの澄んだ音と、見た目のギャップがものすごい。



しかしチケット代金3,300円でいいのか?ちゃんと儲かってるの?

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Booker T. Jones - 2011-09-11 Bluenote 1st Stage [Live]

新宿でのデモを途中離脱して、Booker T. Jonesの2回目。やっぱり2回目は自分の気持ちが落ち着いた状態で観ることができるので、細かい所にも目が行くし、より深く味わえる。時間も少し長めだったかも知れない。Booker T. のギターは指で弾くんだな。実にやわらかい、良い音。うまいんじゃね、これ?

メンバーは前回とまったく同じで、鉄壁のバンドアンサンブル!セットリストは、初日とは若干変わっていた。

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Booker T. Jones(organ, g, vo)
Troy Gonyea(g)
Vernon Black(g)
Jeremy Moses Curtis(b)
Darian Gray(ds)

Booker T. Jones - 2011-09-09 Cotton Club 1st Stage [Live]

昨年に続いてまた来日してくれたBooker T. Jones。今回は2回のライブを見るつもり。1回目は来日初日の1st Stage。つまり、一番最初のライブだ。たっぷりと、というには少々、演奏時間が短かったが、それでも堪能した。前回は気がつかなかったが、彼が演奏するギターのスタイルはオルガンと全く同じだった。

ドラムのDarian Grauが大活躍。しっかりと魅せてくれた。
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セットリストは新曲中心かと思いきや、そうでもない。キャリアから満遍なく紹介する感じ。そういえば、前回もそうだったな。

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Fuji Rock Festival Day3 - 2011-07-31 [Live]

3日目も雨で会場入りしたフジロック。
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まずはところ天国で大道芸。この人も常連なので、少しずつメニューを変えてるな。最後は松明の火吹き&口内火消しは不変。

[コトリンゴ/木道亭]
1本目はコトリンゴ。なるほどね、ちょっと古い表現では癒し系ってとこか。


[斉藤和義&中村達也(Manish Boys)/Gypsy Avalon]
黙ってばかりじゃ思う壷。祈ってばかりじゃ思う壷。ウキキッキー。二人で録音した新曲「猿の惑星」。
アバロンではちょっと見たことないくらいの人の入りで盛り上がる。
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もちろん、アレもやったさ。

Manish Boysの後はYMOの三人+数名でトーク。原子力資料情報室の人が仕切るが、進行はいまいちか。いい加減な事言うと、胡散臭くなっちまう。今時皆詳しいからね。教授は熱かった!
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[ラキタ/Gypsy Avalon]
どんとの息子が演奏するのを見るのは初めて。あんまりいいリスナーじゃないけど、どうしても意識しちゃうよな。目を閉じて、すこし顎を突きだして歌うところ。メロディーの端々なんかに面影を探す。次の曲は最愛と言われて、「さいあいあい」じゃないよなとドキドキしたり。裸足でステージに立ってるな、とか。どう聴いても父親の事を歌っているように思える歌詞も。

でも、見て良かったよ。長く続けてくれそうだ。
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[eastern youth/White]
いやー、歳取ったなみんな。

[YMO/Green]
Cueをやってくれた!


[Wilco/White]
雨も止むという強運まで味方に付けたステージは、鉄壁のバンドアンサンブル。静と動、メロディーとノイズ、秩序とカオス、ハーモニーと不協和音を自在に操って聴かせる。最後の最後にWilcoを観るという贅沢に感謝。また、来年来れるかな?

Fuji Rock Festival Day2 - 2011-07-30 [Live]

Fuji Rock Festival Day2 - 2011-07-30

[ロンサム・ストリングス&中村まり/Field of Heaven]
2日目のスタートはロンサムストリングスと中村まり。まったりとしたルーツミュージック。出たしにピッタリ。


演奏が終わって、ラムチョップ & Beer。去年たべてうまかったんだ。今年もうまい!


[Mate Power/Orange]
ラテンスカバンド。しかしよく、こういうバンドを見つけてくるよな毎年。ラストにリンダリンダやって驚いたが、若いオーディエンスが曲を知ってるのにもビックリ!もはやルーツロックになったのか。


[Date Course Petagon Royal Garden/Orange]
フジロックで見るのは2回目だな、前はホワイトだった。


[Todd Rundgren/Field of Heaven]
実はちょっと不安に思ってた。数年前にBillboard Liveで見たときの印象があまり良くなかったから。ライブ・アーティストとしては旬を過ぎたのでは?なんて思ってたが、完全に間違ってた。演奏、構成、パフォーマンス、歌、選曲、どれも素晴らしいエンターテイメントだった
1曲目がいきなりReal Manで始まり!あれー、声も出てるしなんか快活だぞ。そのままLove of the common manになって、78年のセットリストみたいだ。その後もサービス精神満点で曲が進む。渋谷陽一が「今夜のトッドはみんなの好きなポップで楽しい、聞きたい曲をやってくれるトッド・ラングレンだった。」と書いてるけど、うまい表現!



[パンチの効いたブルース]
ぎょえー、かっこいいぞ!長見順がかっこいいのは知ってたよ。それだけじゃない、ベースのかわいしのぶも凄いね!
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[Faces/Green]
考えてみりゃ、今年の初グリーンだな。Ron WoodのMonaは最高だった!

Fuji Rock Festival Day1 - 2011/07/29 [Live]

朝から雨。初日からカッパ着て宿を出るなんて。

[Soul Flower Union/White]
雨の中初回ビールを呑みながら。しみる。「東北から、、うたは自由をめざす。三陸から、うたは自由をめざす。福島から、うたは自由をめざす。苗場から、うたは自由をめざす。」と歌う中川。涙腺も緩む。

メンバーがステージから降りても合唱は鳴り止まない。

オレンジの韓国飯やで豚キムチ丼。味はともかく、量が半端ない。吉牛の大盛りを超える勢い。もう、お腹いっぱいですぅ。


リトテン待ちのオレンジコート。雨足が強まり、全体がぬかるむ。これがフジロックだね。


[Little Tempo/Orange]
雨だろうがなんだろうが、リトテンが楽しくないはずがない。
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[Big Willie's Burlesque/Cafe de Paris]
場外のCafe de Parisに移動し、テントの中で恒例のBig Willie。お約束のお色気ステージを楽しむ。やたらうまいギターとベースだった。

ライブが終わると間髪いれずに、ポールダンスのショーが始まる。なんつーのかな、3mくらいの金属のポールを垂直に立てて、半裸のお姉さんたちがポールによじ登ってアクロバットを疲労するショーなんだけど、すごかった。みんなニコニコして演技してんだけど、やってることが物凄く難しそう。

それが終わると何故かテーブルマジック。間近で見てるのにぜんぜんわかんねー。これもすごい。

[Lee Scratch Perry with MAD Professor/White]
リーペリーはいったい何歳なんだろう?元気だな。
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[Sam Moore/Orange]
素晴らしいSoul Revueだった。コーラス四人、四菅、ドラム、ベース、ギター、鍵盤の十二人をバックにキヨシローの追悼歌。なんと!ジャコパスのカバーまで飛び出した。コアバンドのサポートもバンマスのベースを中心に、リスペクト溢れる熱い演奏をたっぷりと聴かせてくれた。きっと忘れられないショーになる。
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初日はこれでおしまい。後から考えると、軽めにしておいてよかった。

Leyona with Chabo 2011-07-23 南青山マンダラ [Live]

Leyona&Chabo、ずっと二人で演奏するのだと漠然と期待していたのだが、そうではなかった。まずはLeyona、次にChaboとそれぞれソロのステージをたっぷりと聴かせた後に、二人で五曲くらい共演するというスタイルだった。

前回のバンドのライブでも感じたが、Leyonaの成長が著しい。弾き語りだといっそう際立つ。グイグイと聴かせる。ステージ進行の不手際は愛嬌の範囲だろう。MCなんか一切やらずに、ひたすら曲を聴かせるというスタイルでもいいのに。

Chaboのソロステージは相変わらず。ChaboはChaboってとこ。

最後に二人で演奏したのは「オレンジ」、「魔法を信じるかい」、「パパママリバティ」、「いい事ばかりありゃしない」、「太陽のあたる場所」の五曲。あんな風に演奏される「魔法を信じるかい」は、もう二度と聴けないだろうな。感動的だった、と言っていい。チャボのギターとレヨナの歌は良くマッチしてる。時々一緒に演ってくれりゃいいのに。

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gift vol.1 2011-06-17 新宿ロフト [Live]

Twitterで見つけたイベント。久々にチエコビューティーを観てみるか。会社でよっきーを誘って久しぶりの新宿ロフトへ。

チエコ・ビューティーはThe Kとエマーソンの2人の演奏をバックに歌う。心に染み入る、実に良い歌だった。なんか大きく成長した感じだな。昔の曲も今の歌になってちゃんと届く。本当に良いシンガーになった。

Likkle Maiもバンド以外で見るのは初めて。さすがに貫禄では負けちゃうけど、それでもシンガーとしては成長したよな。これからの活躍が楽しみ。

Springfields'11 2011-06-11 日比谷野外音楽堂 [Live]

震災からちょうど3ヵ月後に当たる日だということを意識せずにチケットを購入していた。当然デモともバッティングしたため、新宿には行けず。しかしまあ、芝公園出発で、経産省や東電前を通過するという都合の良いデモもあり、そちらに参加。途中で抜けて野音に付くと、トップの渋さは終盤近かった。

次の細野さんを最も楽しみにしていたのだが、期待を裏切らないすばらしい演奏。「ホントはデモに行きたかった」と細野さん。途中から鈴木茂がギターで参加。

クラムボンとLittle Creaturesは、まあこんなもんか。鈴木正人は他の仕事の方が好きだな。

pupaは初めて聴いた。なるほどユキヒロ節のいいバンド。CDを買って帰る。

公式twitterアカウントでは「運営上の問題が多々ありましたことをお詫び申し上げます」なんて言っているけど、いったい何のことだろう?なんの問題もない仕切りだったと思うけど。


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